二玄社カー雑誌『NAVI』(7月号)No.287 [インターメカニカ]

インターメカニカの6気筒モデルが日本上陸!

堀井"行商人"正昭さんから、「6気筒を積んだインターメカニカが入ったんや」と電話が入った。「九州のオーナーに届ける前に取材に来ぃひんか」と。

さっそく輸入元ウルフブルグ商会のある兵庫県にうかがうと、オーナーたちの溜まり場になっているガレージに、ベージュの洒落たスピードスターが停まっていた。外観は、まんまサンゴロー。

リアのエンジンフードを開けると、なるほど、中にはウェーバーのトリプルチョークを左右に2基備えたボクサーユニットが収まる。「125馬力や」と、堀井さん。1971年型911の2.2ℓだという。

普通のインターメカニカ車は、ビートルのエンジンを活かしたフラット4が使われる。これまでもナインイレブンのエンジンを積んだ例はあったが、今度の6気筒モデルは「下回りも凄い」とのこと。

左前がバック、左下がローになったギアを操ってクルマを外に出し、走り始めて気が付いた。シートが温かい!シートヒーターが付いている。「エアコンはいらんけど、ヒーターはしっかり効かんと」。さっき聞いたフレーズを思い出す。

2.2ℓのインターメカニカはなかなかトルキー。低回転域でもムズからず、街を行ける。
排気音が勇ましく、3000rpmを超えて回すと、元911のユニットらしい鋭い金属音に変わる。が、なにしろ納車前かつ整備中の個体である、無理は禁物。とはいえ、おっかなびっくり運転すると、かえってシフトがうまくいかない。回転落ちの速さがスポーツカーらしい。

ガソリンスタンドでリフトに乗せてもらい、ボディ裏側を見る。前後サスペンション、エンジン、ギアボックスは”ナロー”のモノ。つまり911の足回りと機関が、リビルトされてインターメカニカに移植された。シフトポジションがほかの”356”と違ったわけである。

価格は1000万円前後。ドナーとなるポルシェ911の値段に左右される。「いわば時価や」と堀井さんは笑った。

〈NAVI全文転載〉








↑筆者が運転手で私は助手席にいます(笑)
かろうじて掲載されました♪


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