サンバイザー [カルマンギア]

空冷ワーゲンのパーツって年式によってもマテリアルや形などに違いがあっておもしろい。
ただ、古いクルマなのでオリジナルでないこともしばしなあります。例えば15年ほど前に乗っていた1963年式カルマンギアコンバチのサンバイザーは半透明のグリーン・プラスチックタイプのものでした。これは戦後の1946年から1959年まで用のサンバイザーでした。
ただグリーンがちょっと薄かったのでリプロだったと思います。

現在の私の1958年式カルマンギアのサンバイザーがとってもユニークなので紹介します。
まず、資料によりますと1955年8月(1956年モデル)から発売されたカルマンギアは当初ビートルのパーツを多数流用していました。たとえばハンドルや灰皿なのです。

それが1957年8月(1958年モデル)からはかなりの専用品が増えました。
ハンドル、ノブ類、そしてサンバイザー。
サンバイザーは半透明グリーン・プラシチックのサングラスタイプのものからアイボリーの樹脂製になったと書いてあります。

普通ならアイボリー樹脂製のものがついているのですが、私のカルマンギアにはグレーのプラスチックのものがついています。
これが実物の写真です。





私自身いろんなカルマンギアを見てきましたが、このサンバイザーだけはいまだかつて見たことがありません。ちゃんとフィットしているので純正品のようにも見えるし、社外品のようにも見えます。
昔の車両ですから、特定のモデルだけ違ったパーツが取り付けられていたってことも考えられないこともありません(笑)

詳細わかる人おしえてください。


やっぱ空冷が好っきゃねん